本日も雨降りで気温も低い生憎の天気ですが、予約していたFIAT500Sの試乗に行って来ました。
ショールームに鎮座する500S。 試乗車も同じ「グルーヴメタルグレー」という濃いグレー。 グリル周りがスポーティーな形状になっている。 |
専用の赤ステッチのステアリングと 5速マニュアルのシフトレバー、 サイドサポートのあるスポーツシートが特徴。 フェイシアの“500”のエンブレムも赤くなっている。 |
フロントに倣ってリアバンパーもスポーティな形状。 ホイール形状は専用の15インチだが、 タイヤサイズは185/55R15でラウンジと同一。 |
ちょっと大きいかな?と感じる球形のシフトレバーを1速に入れ、いざ試乗コースへスタートです。シフトの入りはもう少しカチッという節度感が欲しいですが、操作自体はスムーズに行えます。クラッチペダルは去年まで所有していたルポGTIと比べると、踏みごたえがあると言うか、それなりの重さがあると感じました(セールス氏は軽い部類だと言っておりましたが、あくまでルポGTIとの比較です)。また、私は発進時に比較的早めにシフトアップする方ですが、余程回転数が低い状態で無い限り、スナッチを起こす事はありませんでした。アイドリングストップも停止時にクラッチを切るとエンジンが止まり、ギアを入れようとクラッチを切ると再始動というシステムですが、もたつくこともなく、自然に作動していたように思います。
短い試乗中で特に気になったのは、クラッチペダルとフットレストの間隔が少なかった事ですね。無骨なドタ靴なんか履いていると、フットレストに足を置く時にペダルも踏んでしまいそうです。また、雨の中での試乗でしたが、ワイパーブレードのビビリが相変わらずなのと、シートポジションを一番低くしても着座位置が高すぎる事(そもそも全高をあと5㎝低く出来なかったのか?)、これは何とか改善して欲しい所です。
セールス氏と話しながらの20分程度の試乗でしたので、あまり当てにならない感想ですが、ツインエアのマニュアルが欲しかった方には“買い”の1台だと思います。価格も225万円とかなり良心的ではないでしょうか?
もしキセノンヘッドライトとグラスルーフが付いていれば、買い替えを検討したかもしれません。やはりマニュアルの小型ハッチバックは楽しいですね。
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