2012年8月11日

iPhoneナビは使えるか?

私は相当な方向音痴で(運転と周りの交通に気を遣って、目印となる建物やコースを覚えられない)、知らない場所へ出掛けるときはカーナビが無いとかなり辛いです。

しかし今回FIAT500を迎えるにあたり、カーナビはとりあえず装備しない事に決めていました。予算が無いのが最大の理由ですが、それ以外の理由として500にカーナビを装着すると、インテリアの統一性が崩れるというのがありました。

インダッシュ型かオンダッシュ型かにかかわらず、いかにも後付け感が出てしまい、ちょっと良いかもと思った2DINキットも高価な上、ベンチレーターのダクトを加工しないと装着出来ないという事で断念しました。

とは言ってもやはりナビが無いのは不安という事もあり、今回初めてiPhoneのカーナビアプリを購入し、実際に使えるのか試して来ました。

iPhoneでカーナビアプリを検索すると、色々なアプリがリリースされていますが、その中からPioneerの“carrozzeria Linkwith カーナビゲーション”というアプリを購入しました。

自宅マンションの駐車場出入口側にて。

問題はiPhoneをどのように装着するかですが、両面テープで固定するスタンド、カップホルダーやシガーソケットに差し込むタイプなど、様々なiPhoneホルダーが発売されている中で、今回はドイツ製のリヒター“HRXサクションマウント1+ミニ・スマート・グリッパー”というマウントを選択しました。

吸盤にてウインド上部に固定。
法規上この場所が問題無いかディーラーに要確認。

とりあえず目的地をどこにするか迷いましたが、近すぎず遠すぎずという事で札幌市の隣にある江別市という街のパン屋まで行ってみる事にしました。因みにこのパン屋には行った事が無く、適当に検索して決めただけです。


パン屋に向かう途中でオドメーターが100㎞に到達。
“Range”は残りの燃料で走行可能な距離を示す。

今回は往復で30㎞も走行していないので、簡単な印象だけになりますが、これは十分カーナビとして使えると思いました。まず地図表示はcarrozzeriaの車載ナビと同様のもので非常に見易いですし、自車位置精度もなかなかのものです。誘導に関しても一部?と思う事があったものの、スムーズに目的地まで辿り着く事が出来ました。


無事に目的地まで到着。
江別市大麻ひかり町にある“Sora”というパン屋。
閉店前の為、食パンしか残っておらず。

しかし所詮はアプリのナビなので、トンネルに入れば自車位置が止まってしまうでしょうし、画面の小ささは如何ともし難いです。また、私がきちんと設定していないだけかもしれませんが、音声案内が全く無かったのも気になりました。さらにこのアプリはバッテリーを食いそうなので、車載用の充電器も必要になってくると思います。


帰宅時もナビのルート案内を使用。
画面は小さいが地図表示は車載ナビに引けを取らない。

結論として“とりあえず目的地に到達出来る”という事だけであれば、このアプリで十分だと感じました。私のように500のインテリアデザインを尊重してナビの取り付けを諦めた方がいれば、iPhoneや他スマホのカーナビアプリを使うというのも有りです、というか今のところ他に選択肢がありません。

という事で、しばらくはこれでいこうと思いますが、マウントの吸盤が自重とiPhoneで重いのか振動のせいなのか、途中で外れてしまうのが悩みの種です。

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